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“殺し屋なのに平和主義”⁉︎ 笑って震える最強の日常漫画|『ザ・ファブル』レビュー

ザ・ファブル グロい

“最強の殺し屋”が、まさかの休業中?

『ザ・ファブル』の主人公・佐藤明は、伝説の殺し屋。
でも物語は、彼が“1年間誰も殺さず普通の生活をする”という奇妙な任務を言い渡されたところから始まる。
どんな日常だって、“プロの目線”で真面目に生きようとする彼のギャップが最高すぎる。
誰よりも強いのに、世間では「謎の無職の男」。
その違和感と緊張感の中に、笑いがどんどん生まれる。
普通のフリして、普通じゃなさすぎる毎日がはじまる――!


緊迫と爆笑が共存する奇跡のバランス

この作品、ただのアクション漫画じゃない。
シリアスな場面ほど笑えて、緊迫した展開なのにツッコミが止まらない。
佐藤の“仕事としてのプロ意識”と、
日常生活での絶妙なズレ感があまりにも絶妙。
しかも敵キャラまでキャラが立ちすぎてて、1人残らずクセが強い。
マンガを読みながら“腹筋鍛えられる”ってこういうことかも。


映画化も納得のテンポとキャラクターの魅力

『ザ・ファブル』はすでに映画化もされていて、
映像映えするスピード感と空気感が魅力の一つ。
でも漫画ならではの“間の取り方”や“セリフの表情”はやっぱり原作で味わいたい。
読んでる最中、コマ割りのリズムで自然と呼吸が合ってくる不思議。
笑って、ハラハラして、また笑って。
こんなにリズミカルな“殺し屋漫画”ある!?


まとめ:常識外の男がくれる、笑いと生き様

『ザ・ファブル』は、暴力も笑いも極端に振り切ったエンタメ漫画。
だけど読み進めるほどに、“人としての信念”や“他人との距離のとり方”みたいな深いテーマが見えてくる。
日常に馴染もうとする最強の殺し屋の背中が、
なぜか静かにかっこよく見えてしまう瞬間がある。
こんな異常で、こんな愛おしい物語。読むっきゃない!


ザ・ファブル(1) (ヤングマガジンコミックス)

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